チャットボットを企業のマーケティングに活用する7つの事例

ここ数年、日本でもチャットボットの導入は増えており、企業のホームページやスマートフォンアプリ内などさまざまなところで目にする機会も多くなりました。
訪問ユーザの商品購入の後押しをするツール、疑問や不安をその場で解消できるツールとしてチャットボットの活用を検討している企業様も多いはずです。
一方で自社への導入イメージが漠然としているケースもまだまだ多いのではないでしょうか。
本記事では、チャットボットを企業のマーケティングに活用している事例をご紹介します。購入のアシストやカスタマーサポートなどさまざまなシチュエーションでチャットボットを活用している事例から、自社でのチャットボット活用のヒントを見つけられます。ぜひお読みください。

購入のアシストとして活用

チャットボットにはさまざまな活用方法があります。ひとつめは「購入のアシスト」です。
チャットボットを活用し、
・どの商品を購入すればいいのか
・どうやって購入すればいいのか
など、見込み客に最適な商品やサービスを提案したり、スムーズに購入に導けます。
チャットボットを「購入のアシスト」として活用している5つの事例を見てみましょう。

1:ドミノピザ


画像出典http://www.dominos.jp/line/
ドミノピザではLINEビジネスコネクトを利用した、LINE上でピザの注文が完結する仕組みの構築にチャットボットを活用しています。
チャットボットで、
・何を注文するか迷うユーザへのメニューの提案
・最終的な購入までの手続きをナビゲート
しています。
電話やインターネットからの注文に比べてLINE上ですぐに注文でき、LINEPayで簡単に決済できる環境を実現している成功事例です。

2:Starbucks


画像出典https://news.starbucks.com/news/starbucks-debuts-voice-ordering
海外のスターバックスでは、スマートフォンアプリ「My Starbucks Brarista」でチャットボットを活用しています。
「My Starbucks Brarista」はアプリから注文できるサービスです。スターバックスはミルクの種類を変えたりソースを追加したりと、カスタマイズやオプション豊富です。注文が複雑で難しいと感じる人も多いため、チャットボットでうまくナビゲートしています。さらに音声入力も活用することで、より手軽な注文を実現している成功事例です。

3:Operator


画像出典https://www.operator.com/
海外のショッピングアプリ「Operator」は、チャットボットを活用し、ユーザのリクエストに応じて欲しいものを提案するサービスを行っています。
ユーザは、探しているものについてチャット形式の質問に答えていくことで、欲しいものを見つけられます。商品の特徴だけでなく、色や価格帯など細かなリクエストも可能です。チャットボットでは対応できない質問については、オペレーターが対応することでコンバージョンを高めている成功事例です。

4:フロムエー


画像出典http://line.froma.com/
アルバイト情報を提供しているフロムエーでは「パン田一郎」のLINEアカウントで、アルバイト情報などを探してくれるチャットボットを提供しています。希望条件を伝えると条件に近いアルバイト情報を探してくれるだけでなく、簡単な会話ができることでも人気を集めています。
たとえば、「バイトない?」と「パン田一郎」に話しかけると、「場所を教えてください」と返ってきます。「○○駅」と、働きたいエリアを入れると、「○○駅の求人が見つかりました」と、自然な流れでクオリティの高い会話をできます。高度なチャットボットで注目を集めている成功事例です。

5:THE NORTH FACE


画像出典https://www.thenorthface.com/xps
日本でも人気のアウトドアブランドTHE NORTH FACEのサイトでは、チャットボットを活用し、TPOに合わせたおすすめのジャケットを提案しています(海外版のみ)。
好みやいつ着るのかなどの細かなシチュエーションに答えていくと、時々に合ったジャケットの提案をしてくれます。
IBMのWatson(高度なAIエンジン)を採用していることでも注目を集めており、人間に近い自然な形のチャットコミュニケーションを提供している成功事例です。

カスタマーサポートとして活用

チャットボットの活用方法ふたつめは、「カスタマーサポート」です。チャットボットを活用し、ユーザの抱く疑問や質問に対してその場ですぐに解決できます。
・リアルタイムでレスポンス早く対応することで満足度を高める
・ユーザとのエンゲージメントの構築
・人員を削減しコストダウンを実現
など「カスタマーサポート」として活用している2つの事例を見てみましょう。

6:LOHACO


画像出典http://lohaco.jp/support/
オフィス用品販売メーカのアスクルが運営するECサイトLOHACOでは、「マナミさん」と呼ばれるチャットボットで、ユーザからの質問に回答しています。
LOHACOでは2014年の導入以来、全問い合わせの約3割をチャットボットで対応しています。ユーザとのエンゲージメントの構築だけでなく、カスタマーサポートのコスト削減も実現している成功事例です。

7:東海東京証券


画像出典http://www.tokaitokyo.co.jp/va/service/
東海東京証券では、チャットボットを組み込んだキャラクターを活用して、カスタマーサポートを行っています。
スマートコンシェルジュ「カレン」は、ただ質問に回答するだけではなく、質問内容などによって表情が変わったり、キャラクターに動きが出るなどの特徴があります。テキストだけを使用したチャットボットと比較して、動きが加わることによって、より現実のカスターサポートに近い印象を与えている成功事例です。

チャットボットをマーケティングに

いかがでしょうか。今回はチャットボットをマーケティングに活用している7つの事例をご紹介しました。チャットボットの活用方法は幅広く多岐に渡ります。商品購入のアシストやカスタマーサポートを中心に、活用シーンは広がってきています。
チャットボットは導入にコストを必要とすると思われています。実際AIを利用した自然言語解析などを使ったチャットボットは数十万~数百万するケースもあります。
チャットプラスなら、インターフェイス込みで、すぐに簡単に設定できるチャットボットを月額1500円~利用できます。LINEビジネスコネクト、メッセンジャーAPIとの連携も可能な柔軟なツールです。純国産なので日本語のサポートを受けられます。使い方や連携などお気軽にご相談ください。
本記事を読んでいただいたあなたは、多くのチャットボット活用事例を知り、自社での活用のヒントを得られました。ぜひチャットボットを活用したマーケティング戦略を立て、売上アップや業務効率化につなげてください。

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