ChatPlus マーケティング担当者

AIエージェントおすすめ14選!無料ツールと種類別の比較・選び方を解説

ノートパソコンを見ながらメモを取る男性

「AIエージェントを調べ始めたものの、比較記事ごとに登場する製品が違い、いつまでも候補が絞れない」とお悩みではないでしょうか。

いま多くの企業で起きているのは、情報不足ではなく情報過多による停滞です。

選定が進まない理由は、はっきりしています。製品の機能を横並びにしても、どの業務を任せるかが決まっていないためです。逆に言えば、任せる業務を1つ決めさえすれば、比較すべき製品は一気に減ります。

記事では、AIエージェントを用途別の3種類に整理し、おすすめ14製品を比較表とあわせて紹介します。ずっと無料で使える製品、選び方の6つのポイント、導入時に見落としやすい注意点まで解説しますので、ぜひ比較検討の参考にしてください。

AIエージェントとは

パソコンの画面から伸びるデジタルの手

AIエージェントとは、人が与えた目標にもとづいて状況を認識し、次に取るべき行動を判断し、実行まで行うAIです。たとえば、問い合わせの内容を読み取り、顧客の契約情報を照会し、手続きを済ませて完了の連絡を送るところまでを一続きで担います。

AIエージェントと生成AI、チャットボット、RPAの違い

AIエージェントは、生成AIやチャットボット、RPAと混同されがちです。いずれも業務の効率化に使われるツールですが、指示の出し方と担う範囲が異なります。

比較項目AIエージェント生成AIチャットボットRPA
指示の出し方目標を渡す1回ごとに指示する利用者が質問する手順をすべて設定する
担う範囲認識から判断、実行まで文章や画像などの生成登録した回答やナレッジにもとづく応答決められた操作の繰り返し
手順を決める主体AI人人(シナリオやナレッジを設計)人
想定外の状況手順を組み替えて対応する指示し直しが必要有人対応へ引き継ぐ処理が止まる

日本企業の導入状況と単純な比較が難しい理由

総務省の情報通信白書によると、生成AIを積極的に活用する方針か、活用する領域を限定して利用する方針を定めている日本企業は、2024年度調査で49.7%となり、2023年度調査の42.7%から増加しました。

約半数の企業が生成AIの使い方を具体的に決め始めており、その延長としてAIエージェントを検討する企業も増えています。一方で、製品選定は年々難しくなっています。

Gartnerは、企業向けアプリケーションの40%が2026年末までにタスク特化型のAIエージェントを組み込むと予測しており、2025年時点の5%未満から一気に広がる見通しです。

製品が急増するなかで、名前は同じAIエージェントでも中身は大きく異なります。

Gartnerは、既存のAIアシスタントやRPA、チャットボットに十分な自律性がないままAIエージェントの名前を付ける動きがあると述べ、エージェント型AIを掲げる数千のベンダーのうち、実態を伴うのは約130社にとどまると推計しています。

回答だけを返す製品と外部システムを操作して業務を完結させる製品が、同じ名前で並んでいるのが現状です。

AIエージェントの3つの種類

白いジグソーパズル

AIエージェントは、どの業務で使うかによって3つの種類に分けると比較しやすくなります。業務効率化や顧客満足度の向上といった目的は同じでも、種類によって得意な業務は異なるため、まずは自社の課題がどれに当てはまるかを見極めましょう。

顧客対応・業務実行型

顧客対応・業務実行型は、問い合わせへの回答に加えて、顧客情報の照会や手続きの実行、有人オペレーターへの引き継ぎまでを担う種類です。カスタマーサポートやコールセンターのように、顧客接点を持つ部門が最初に検討する候補になります。

同じ種類の中でも、製品によって力を入れている領域は異なります。

FAQやナレッジを検索して正確な回答で自己解決を促す製品もあれば、外部システムを操作して手続きまで完結させる製品もあります。LINEなど特定のチャネルでの顧客コミュニケーションに強みを持つ製品もあるため、回答の精度、有人連携、FAQ連携、外部システムの操作、業務の実行、マルチエージェントのどこまでを求めるかで候補を絞りましょう。

業務システム搭載型

業務システム搭載型は、顧客管理システムやマーケティングオートメーションなどの業務システムに、AIエージェントの機能が組み込まれた種類です。

すでにSalesforceやMicrosoft 365、HubSpotを全社で使っている企業であれば、追加のシステムを導入せずに始められます。

普段使っているシステムのデータをそのまま参照できるのが強みです。ただし、既存契約の範囲で使えるのか、別のライセンスが必要になるのかによって、費用が大きく変わります。

ノーコード開発型

ノーコード開発型は、プログラミングをせずに、画面操作で業務フローを組み立てる種類です。情報システム部門や現場主導で、自社の業務に合わせたエージェントを内製したい場合に向いています。

自由度が高く、無料で試せる製品が多い一方で、設計と保守を自社で担う必要があります。作った担当者の異動や退職で運用が止まらないよう、設計の記録と引き継ぎの体制を用意しておきましょう。

このほかに、調査や資料作成など業務を限定せずに使う汎用型と、エンジニアがプログラミングでゼロから構築する開発フレームワーク型があります。

【比較表つき】おすすめAIエージェント14選

開いたノートと眼鏡

ここからは、おすすめのAIエージェント14製品を種類別に紹介します。まずは全体像を2つの表で整理します。料金や無料枠は2026年9月時点で各社の公式サイトに記載されている内容で、変更されることがあるため、導入前に公式の最新情報を確認してください。

1つ目の表は、各製品の種類と強み、料金体系、無料で試せるかをまとめたものです。

製品名種類強み料金体系無料プラントライアル
AI AgentPlus顧客対応・業務実行型顧客対応、外部システム連携、業務実行、有人連携要問い合わせ記載なし記載なし
Zendesk AIエージェント顧客対応・業務実行型顧客対応の自動化、ナレッジ活用、業務実行シート課金+自動解決の従量課金なし14日間
Helpfeel Agent Mode顧客対応・業務実行型FAQ・ナレッジを活用した回答と自己解決要問い合わせ記載なし記載なし
クウゼンAIエージェント顧客対応・業務実行型LINEなどと連携した顧客対応、業務別エージェント要問い合わせ記載なし記載なし
PKSHA ChatAgent顧客対応・業務実行型FAQと連携した回答、手続きフローの実行要問い合わせ記載なしあり
Agentforce業務システム搭載型Salesforceのデータを活用したAIエージェント従量課金またはユーザー単位あり—
Microsoft Copilot Studio業務システム搭載型Microsoft 365や各種コネクタとの連携クレジット・従量課金などなし試用版あり
HubSpot Customer Agent業務システム搭載型HubSpot CRMと一体化した顧客対応シート+HubSpot Creditsなし14日間
Difyノーコード開発型RAG・ワークフローを組み合わせたエージェント開発月額制あり—
Botpressノーコード開発型会話型エージェントの構築、有人対応従量課金+AI利用料あり—
n8nノーコード開発型ワークフローによる業務自動化、AIエージェント実行数などに応じた料金ありあり
Cozeエージェント開発型ワークフロー・ナレッジを活用したエージェント作成クレジット制あり—
Felo Agent調査・リサーチ型多段階検索による調査・レポート作成クレジット制あり—
Taskadeタスク・業務自動化型タスク管理とAIエージェント、オートメーションの連携月額制+AIクレジットあり—

2つ目の表は、回答の精度だけでなく、業務をどこまで任せられるかを比べるための6つの軸で整理したものです。AIエージェントを比べるときは、この6つの軸で見ると製品ごとの性格の違いがはっきりします。

製品名回答精度を高める仕組み有人連携FAQやナレッジ連携外部システムの操作業務の実行マルチエージェント
AI AgentPlus○○○○○○(プラン内で100体までのエージェントを設定可能。更なる追加はオプション)
Zendesk AIエージェント○○○○○△(早期アクセス)
Helpfeel Agent Mode○△○記載なし記載なし記載なし
クウゼンAIエージェント記載なし△○○○記載なし
PKSHA ChatAgent○○○○○記載なし
Agentforce○○○○○○
Microsoft Copilot Studio○○○○○○
HubSpot Customer Agent○○○○○記載なし
Dify○△(Human Inputなど)○○○○
Botpress○○○○○△
n8n○△(人による承認)○○○○
Coze○記載なし○○○記載なし
Felo Agent○記載なし○△(MCPの設定が必要)△記載なし
Taskade○△(Agent Inbox)○○○○

顧客対応・業務自動化におすすめのAIエージェント5選

パソコンで対応する男性

顧客対応や業務の自動化では、回答から先の処理を任せたいのか、正確な回答による自己解決を増やしたいのか、特定のチャネルを強化したいのかによって、選ぶべき製品が変わります。

ここでは、有人連携や外部システムの操作、業務の実行といった軸での違いに注目して5製品を紹介します。

AI AgentPlus

AI AgentPlusは、チャットプラス株式会社が提供する対話型のAIエージェントです。

顧客対応に加えて、状況に応じた判断、外部システムとの連携、業務の自動化、有人対応までを組み合わせて利用できます。ChatPlusはAIチャットボットとAIエージェントを組み合わせ、顧客対応や各種業務の自動化を支援しています。

辞書機能や回答範囲の制御など、AIチャットボットの回答精度を高める仕組みを備えているのが特徴です。対話履歴を生成AIが分析し、追加すべきQ&Aや改善点を提案するため、担当者は改善の判断に集中できます。

API連携などを利用して外部システムと接続し、業務フローの自動化も可能。また、重要な問い合わせを有人対応へ切り替える運用もできます。

またマルチエージェントへの対応についても、100体までのエージェントがプランに含まれているため、「複数のAIエージェントに役割・専門性を与える」「エージェント間で連携する」「人間とも協働する」といった現代型のAIエージェント運用を実現しやすくなっています。

料金は初期費用0円の月額制です。顧客への回答だけでなく、判断や業務の実行、有人対応まで一体で自動化したい企業に向いています。

Zendesk AIエージェント

Zendesk AIエージェントは、カスタマーサービスプラットフォーム「Zendesk」に搭載されたAIエージェントです。問い合わせへの回答だけでなく、業務プロセスや外部システムと連携し、複数のステップを含む処理を自動化できます。

ヘルプセンターなどのナレッジをもとに回答し、対応できない問い合わせは人間の担当者へ引き継げます。また、カスタムエージェント同士が協働する機能も提供されています。

料金は、AIエージェントが顧客の問い合わせを自動で解決した「自動解決(automated resolution)」を基準として課金されます。

すでにZendeskで問い合わせを管理しており、回答だけでなくサポート業務全体の自動化を進めたい企業に向いています。

Helpfeel Agent Mode

Helpfeel Agent Modeは、FAQシステム「Helpfeel」に追加できる対話型のAIエージェントです。FAQなどのナレッジをもとに回答するだけでなく、自然な対話を通じて利用者の疑問を明確にし、解決まで導くことを目指しています。

同社が特許を持つ意図予測検索の技術で、FAQや社内のPDF、Wordなどを横断して検索し、質問の意図に合った回答を返します。

回答には信頼できる情報を示す仕組みがあり、フォームや予約・購入などの機能を回答画面に埋め込むことで、情報を確認した後の行動まで同じ画面で完結させられます。2025年8月にはAgent Modeを発表し、FAQで回答を見つけた後の予約・購入までをシームレスに行える機能を案内しています。

そのため、回答するだけのFAQから一歩進み、問い合わせの自己解決から次のアクションまでつなげたい企業に向いています。

クウゼンAIエージェント

クウゼンAIエージェントは、株式会社クウゼンが提供するAIエージェントです。

LINE公式アカウントでの顧客対応にAIを活用できるほか、顧客データとの連携によって、問い合わせ対応とマーケティング施策を組み合わせられます。Salesforce、Kintone、Shopifyなどの外部システムとの連携実績もあります。

また、企業ごとの業務に合わせたAI活用を支援しており、顧客データを活用したパーソナライズや業務効率化にも対応しています。

LINEを主要な顧客接点としており、問い合わせ対応と顧客育成・販促を同じチャネルで進めたい企業に向いています。

PKSHA ChatAgent

PKSHA ChatAgentは、株式会社PKSHA Technologyが提供する顧客対応向けのAIエージェントです。

FAQサイトのデータをもとに回答するため、FAQを更新するだけで最新情報を回答に反映できます。また、顧客の意図を理解して対話を進め、不足している情報を確認しながら問い合わせを解決することが可能です。

入退会の手続きや在庫の確認などをアクションフローとして組み立てられ、CRMや基幹システムと連携するAPIも標準で備えています。WebやLINEなど複数のチャネルへの実装にも対応可能。

FAQを中心とした正確な回答に加えて、問い合わせから手続きまで一連の業務を自動化したい企業に向いています。

業務システム搭載型のおすすめAIエージェント3選

プログラムのコードを表示したパソコン

業務システム搭載型は、既存システムのデータや業務プロセスを活用できる点が強みです。一方で、既存の契約に含まれるのか、追加のライセンスやクレジットが必要なのかによって費用が変わります。

自社で利用しているシステムとの連携性を確認して選びましょう。

Agentforce(Salesforce)

Agentforceは、Salesforceが提供するAIエージェントのプラットフォームです。Salesforceの顧客データや業務データを活用し、問い合わせへの回答だけでなく、ケースの解決や営業・サービス業務などを自律的に支援します。

外部システムとはMuleSoftなどを通じて連携でき、複数のエージェントを組み合わせた構成も作れます。対応範囲を超える複雑な問題は、人間の担当者にエスカレーションします。

料金は、利用量に応じて課金するFlex Credits方式とユーザー単位のライセンス方式があります。Flex Creditsは10万クレジットあたり500米ドルで、Agentforceの1アクションにつき20 Flex Creditsを消費します。

Salesforceで顧客データを一元管理しており、営業やカスタマーサービスなどの業務まで幅広く自動化したい企業に向いています。

Microsoft Copilot Studio

Microsoft Copilot Studioは、AIエージェントを作成・管理するためのローコードプラットフォームです。自然言語を使ってエージェントを作成でき、コネクタやAPIを通じてMicrosoft 365をはじめとする社内外のデータやシステムと連携できます。

エージェントに業務上のアクションを実行させたり、複数のエージェントを組み合わせたりすることもできます。また、Microsoft 365 Copilotのライセンスを持つユーザーは、Microsoft 365、Teams、SharePointなどでCopilot Studioのエージェント機能を利用できます。

料金は、25,000 Copilot Creditsを含むテナント単位のライセンスが月額29,985円で、従量課金や事前購入プランも用意されています。Copilot Studioの試用版ではエージェントを作成・テストできますが、公開はできません。

Microsoft 365を全社で利用しており、社内業務だけでなく、顧客対応など社外向けのエージェントも構築したい企業に向いています。

HubSpot Customer Agent

HubSpot Customer Agentは、HubSpotのCRMプラットフォーム上で顧客対応を自動化するAIエージェントです。HubSpotに登録したコンテンツや公開URLなどを情報源として回答し、解決できない問い合わせは人間の担当者へ引き継げます。

また、CRM上の情報を活用した顧客対応に加えて、外部アプリのAPIを呼び出すカスタムアクションなどにも対応しています。これにより、回答だけでなく、パスワードリセットなどの具体的な処理をエージェントに実行させることができます。

料金はHubSpotのサブスクリプションとHubSpot Creditsを組み合わせる仕組みです。Customer AgentはService Hub ProfessionalまたはEnterpriseなどの対象プランのシートを購入すると、Customer Agentを14日間無料で試せます。

HubSpotでマーケティング、営業、カスタマーサポートを一元管理しており、CRMの顧客情報を活用した顧客対応を自動化したい企業に向いています。

ノーコード開発型のおすすめAIエージェント3選

業務フローを整理したホワイトボード

ノーコード開発型は、プログラミングの専門知識がなくても、自社の業務に合わせてエージェントを組み立てられる点が強みです。ここでは、構築のしやすさと外部システムとの連携に注目して3製品を紹介します。

Dify

Difyは、AIアプリケーションやAIエージェントを開発・運用するためのプラットフォームです。ビジュアルな画面上でエージェントやワークフローを構築でき、RAGによるナレッジ活用にも対応しています。

外部ツールとの連携やMCPにも対応しており、ワークフローの途中で人の入力や承認を受けるHuman Inputも利用できます。自律的に判断するエージェントと、あらかじめ設定したワークフローを組み合わせて業務を構築できる点が特徴です。

Dify Cloudには無料のSandboxプランがあり、新規ユーザーには200 AI Creditsが付与されます。Professionalプランは月払いで月59ドル、年払いでは年590ドルです。

クラウドではなく自社環境で運用したい企業や、RAG・ワークフロー・AIエージェントを柔軟に組み合わせたい企業に向いています。

Botpress

Botpressは、会話型AIエージェントを構築・運用するためのプラットフォームです。ナレッジベースを利用して回答を生成できるほか、外部ツールや各種チャネルと接続して、エージェントに業務を実行させられます。

複数のエージェントを組み合わせ、ルーターとなるエージェントが問い合わせ内容に応じて適切なエージェントへ振り分ける構成も構築できます。また、Botpress Deskを利用すれば、AIから人間の担当者への引き継ぎや会話の管理も行えます。

料金は利用量などに応じて変わる仕組みで、無料で始められるプランもあります。有料プランでは、より多くの会話や機能を利用できます。

会話型AIエージェントを比較的柔軟に構築したい企業や、AIによる対応と有人対応を組み合わせたい企業に向いています。

n8n

n8nは、ワークフロー自動化とAIエージェントを組み合わせられるプラットフォームです。500以上の連携機能を利用して外部アプリやサービスを接続でき、AIによる判断を含む業務フローを視覚的に構築できます。

AIエージェントから外部ツールを呼び出したり、複数のエージェントを組み合わせたりできるほか、人による承認をワークフローに組み込むこともできます。AI機能と通常の業務自動化を同じワークフロー上で扱える点が特徴です。

クラウド版のStarterプランは年払いで月20ユーロから利用でき、月2,500回のワークフロー実行が含まれます。無料トライアルも用意されています。

n8nはワークフローの作成・実行を自社で管理できるため、既存のSaaSや社内システムを組み合わせた業務自動化を、エンジニアと協力して進めたい企業に向いています。

ずっと無料で使えるAIエージェントおすすめ3選

明るいオフィスでノートパソコンを使う女性

AIエージェントで何ができるかをまず試したい場合は、無料で利用できるプランを持つ製品から始めると手軽です。ただし、無料プランでは利用回数やAIクレジット、連携機能などに制限があります。

Coze

Cozeは、ワークフローやナレッジを組み合わせてAIエージェントを作成できるプラットフォームです。テンプレートや自然言語を使ってエージェントを作成し、条件分岐やHTTPリクエストなどのノードを組み合わせて、特定のタスクを自動化できます。

ナレッジをエージェントの回答に利用できるほか、プラグインやAPIを利用して外部サービスと連携することもできます。

ワークフローや外部ツールを組み合わせたAIエージェントを、まず無料で試してみたい企業に向いています。

Felo Agent

Felo Agentは、Feloの検索・調査機能をベースに、目的に応じたAIエージェントを作成できる機能です。説明文を書くだけでエージェントを作成できる簡単な仕組みで、プログラミングをせずに調査などのタスクを実行させられます。

無料プランが用意されており、無料枠の範囲内で検索やAI機能を利用できます。

日本語に対応した検索・調査環境でAIエージェントを試したい企業や、情報収集、市場調査、資料作成などに活用したい企業に向いています。

Taskade

Taskadeは、タスク管理やプロジェクト管理にAIエージェントとオートメーションを組み合わせたサービスです。AIエージェントにプロジェクトやファイルなどの情報を参照させ、タスクの作成や更新、ワークフローの自動化などを行えます。

AIエージェントによる処理と人間による確認を組み合わせることもでき、Agent Inboxではエージェントが処理した内容を人が確認して対応できます。また、複数のAIエージェントを組み合わせて、役割を分担させるワークフローも構築できます。

チームでタスクを共有しながら、AIエージェントによる業務自動化を小規模に試したい企業に向いています。

無料で始める際の注意点

無料プランを本番の業務にそのまま使うと、以下のような問題が起きます。

  • 無料枠の上限
  • 社内規程で機密情報や個人情報を入力できず、実際の顧客データで精度を確かめられない
  • 社内ルールがないまま各自が使い始めるシャドーAI化

無料枠は検証用と割り切り、本番は有料プランで試算しましょう。

失敗しないAIエージェントの選び方6つのポイント

失敗を消して成功を書く手

AIエージェントの選択肢が増えるなか、選定で失敗しないためには、機能の多さよりも、自社の業務に合うかどうかで比べることが重要です。ここでは6つのポイントを紹介します。

自律実行の範囲はどこまでか

最も重要なのが、AIにどこまでを自律して実行させるかという範囲です。回答を作るところまでの製品と外部システムを操作して業務を完結させる製品では、設計思想がまったく異なります。

自律実行の範囲AIエージェントが担うこと人が担うこと向いている業務
回答までナレッジを検索して回答を作成する手続きや登録の処理FAQで解決できる問い合わせ
参照・提案まで顧客情報を参照し、対応案を提示する実行するかどうかを判断する個別の状況に応じた案内
登録・更新までシステムへの登録や情報の更新を実行する例外や重要な処理を確認する住所変更などの定型手続き
複数システムをまたぐ実行まで複数のシステムやエージェントを連携させ、処理を完結する監視や重要な処理の承認、例外対応部門をまたぐ業務

範囲が広いほど高度な業務まで任せられて担当者の手間は減りますが、誤った判断がそのまま実行されたときの影響も大きくなります。まず回答や提案までで始め、精度を確かめてから登録や更新まで広げると安全です。

任せる業務を1つに絞れているか

あらゆる業務を自動化するという目標では、比較表のどの項目を重視すべきかが決まりません。問い合わせの一次対応か、社内問い合わせの削減かによって、候補となる製品は変わります。

任せる業務を1つ挙げてから比較に進みましょう。

既存システムやチャネルと連携できるか

AIエージェントが実際に業務を進められるかは、連携できるシステムの範囲で決まります。CRMや社内チャット、FAQやナレッジベース、LINEなどの顧客接点と連携できるかを確認してください。

料金体系は席数か実行回数か

料金体系は、利用者数に応じた席数課金、月額固定、実行回数に応じた従量課金、購入したクレジットを消費する方式が基本で、組み合わせている製品もあります。

実行量が読めない業務では費用が月によって変わるため、閑散期、標準、繁忙期の3パターンで試算します。

セキュリティと権限管理の水準

顧客情報や社内データを扱うため、導入後に変えにくいセキュリティは最初に確認します。主な確認項目は以下の通りです。

  • 国内でのデータ処理
  • 通信と保存データの暗号化
  • シングルサインオン
  • 利用者やエージェントごとの権限設定

無料プランとトライアル、日本語サポートがあるか

ずっと使える無料プランと期間限定の無料トライアルは別物です。検証をせずに本番導入すると、期待した精度が出ずに検証のやり直しが続く「PoC疲れ」を招きます。

自社のデータで試せるか、日本語で導入支援を受けられるかもあわせて確認してください。

AIエージェント導入時の注意点

緑の背景に置かれた虫眼鏡

AIエージェントは自ら判断して実行するため、導入の仕方を誤ると従来のツールにはなかった問題が起きます。以下では、導入時の注意点を解説します。

意図しない実行とハルシネーション

ハルシネーションとは、AIが事実と異なる内容をもっともらしく出力してしまう現象です。AIエージェントでは、誤った判断がそのまま実行に移る点が大きなリスクです。

回避策は、取り消せない操作の手前に人の承認を挟む設計と、実行権限を業務単位で区切る設定です。

FAQやマニュアルが未整備のまま導入する

回答の精度は、学習元の情報の質で決まります。同じ質問に異なる回答が残っていたり、廃止された手順のマニュアルが残っていたりすると、AIエージェントは誤った内容を回答します。導入前にFAQの重複と古い記事を整理し、更新の担当者と頻度を決めておきます。

料金が実行量で跳ねる

従量課金やクレジット方式では、問い合わせが増えた月に費用が想定を超えることがあります。利用量の上限を設定できるかを確認し、データ整備や確認の作業にかかる工数まで含めて見積もります。

ツールが増えて運用が分断される

チャットボット、FAQシステム、AIエージェントを別々に導入すると、同じ情報を3か所で更新することになり、更新が漏れた時点で回答の食い違いが起きます。ナレッジを共通して参照できる組み合わせかを確認します。

AIエージェントとチャットボット、FAQを一体で運用!

チームの文字と人形

ChatPlusでは、AIエージェントのAI AgentPlus、チャットボットのChatPlus、FAQシステムのFAQPlusを連携させて、一体で運用できます。

AI AgentPlusでできること

AI AgentPlusは、顧客対応の判断から外部システムとの連携、有人への引き継ぎまでを担うAIエージェントです。

顧客管理システムと連携すると、チャットで入力された契約番号などから顧客情報を呼び出し、会員ランクや購入履歴から状況を分析して対応方針を提案します。

最終的な判断を人が行う設計にできるため、任せる範囲を段階的に広げられます。

ChatPlusとの連携で顧客接点を広げる

ChatPlusは、シナリオ型から生成AI型のチャットボット、有人チャットまでに対応するチャットサービスです。

定型の問い合わせはチャットボット、顧客情報の照会や手続きを伴う問い合わせはAI AgentPlus、判断が難しい問い合わせは有人チャットという役割分担を設計できます。

FAQPlusを含めた3製品の運用イメージ

FAQPlusは、各種資料からAIがFAQ記事を自動で作成し、公開の前後に似た記事やリンク切れを自動でチェックするFAQシステムです。3製品を組み合わせた運用は、次の流れになります。

  1. FAQPlusで、社内の資料や過去の回答から正確なFAQを整える
  2. 連携したAI AgentPlusが、そのナレッジと顧客情報を参照して対応を進める
  3. 解決しない問い合わせや判断が必要な問い合わせは、ChatPlusの有人チャットへ引き継ぐ

3つを連携させると、AIエージェントとチャットボット、FAQのナレッジを一元管理できます。精度の高い回答と人による確認を両立した顧客対応を実現できるのが、一体で運用する強みです。

ChatPlusの導入事例では、自社に近い業種の事例もご確認いただけます。

▼ご検討中、不明点やご不安な点などがありましたら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

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各AIエージェントを比較して、自社に適したものを見つけよう

本記事では、AIエージェントを3種類に整理し、無料で使える製品を含めた14製品を紹介しました。迷ったときは、次の順番で考えると候補を絞れます。

  1. 任せる業務を1つ決める
  2. その業務で、AIエージェントにどこまで自律して実行させるかを決める
  3. 既存のシステムやナレッジと連携でき、運用が分断されない製品を選ぶ

AIエージェントとチャットボット、FAQをまとめて整えたい場合は、AI AgentPlusとChatPlus、FAQPlusの組み合わせもご検討ください。まずは自社の問い合わせから、任せる業務を1つ選定するところから始めましょう。

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