アジアセールスに多言語対応したチャットボットを活用。世の中の変化に対応するリモート営業体制への挑戦。

e-Janネットワークス株式会社
取締役
三井 智博 様
アジアセールスグループ リーダー
李 牧 様
アジアセールスグループ
Joe Col-long様

貴社のサービスと特長をご紹介ください。

三井様:私たちe-Janネットワークスは「お客さまに『これ、e-Jan(いいじゃん)!』と言い続けていただく」をビジョンに掲げ、テレワークプラットフォームサービス「CACHATTO(カチャット)」リモートアクセスサービス「NinjaConnect(ニンジャコネクト)」を提供している会社です。
 「CACHATTO(カチャット)」「NinjaConnect(ニンジャコネクト)」共に、簡単にテレワーク環境を構築でき、且つ高セキュリティであることから、「働き方改革」の推進やコロナ禍における在宅勤務を支援する業務インフラとして、多くのお客様にご利用いただいております。
 私たちアジアセールスグループは、アジア地域でのセールスを担当する部隊です。もともとはシンガポールを拠点としセールス活動を行っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により訪問営業が困難になったこともあり、現在は日本に拠点を移し、日本から中国、シンガポールを中心とするASEAN諸国へ、リモートによるセールス活動を行っています。

 李様:中国やASEAN各国には契約販社があり、現地で「CACHATTO(カチャット)」など私たちのサービスに関するセミナーを開催しています。セミナー参加者を販社と一緒にフォローアップするのが、私たちのセールススタイルです。一方、私たちのサービスに興味をもっていただいた方々の「もっと詳しく知りたい」というご要望に応えるため、サービス紹介のWebサイトは、英語版と中国語版を用意しています。

 ChatPlusの導入をご検討されたきっかけは?導入前にどのような課題がありましたか?

三井様:セミナーに参加された方々が私たちのソリューションに興味を持っていただいた時、やはりWebサイトで情報を探します。新型コロナウイルス禍でプロアクティブな営業が難しくなった今、Webサイトでの情報発信の重要性はますます高まっており、日本語以外の言語の方々が的確に情報を得られるようにWebサイトを強化しなければと考えていました。これまでも努力はしていたのですが、コンシェルジュのようなUI機能があったほうがより効果的ではないかと考え、チャットボットに注目しました。

数あるチャットボットツールの中から、ChatPlusをお選びになったその決め手は?

三井様:5~6社は検討しました。選定にあたって、最重要視したのは、私たち自身が使いこなせること。今回のチャットボットのプロジェクトは可能な限りアジアセールスグループのメンバーだけで完結することを目指しました。その理由は、導入後、お客様の反応を分析し、私たち自身の手でチャットメッセージの最適化を続ける必要があると考えたからです。その観点からChatPlusはExcelでCSV形式のデータでロジックを作りはめ込んだら動く、というところにすごく惹かれました。商談で普段お客さまと接している感覚で、シナリオが作れます。プログラミングの知識が不要で、営業的なロジックがあればチャットボットを動かせるというのは、非常にポイントが高かったです。
もう1つは、コストです。ChatPlusは他社ツールと比べ非常に安価でした。チャットボットというとAIチャットボットをイメージされる方が多いと思うのですが、AIボットを使うとコストは跳ね上がります。ChatPlusにもAIチャットボットのプランもあります。しかしチャットプラスの営業の方に、私達の目指すところを伝えたところ「AIチャットボットを使った時の効果がその対価に見合うかということを考慮すべき」というアドバイスをいただきました。結果AIチャットボットの機能はつかないプランを選定し、自分たちの営業ロジックをはめ込めればそれでいいと考えるようになりました。

どのようにChatPlusをご活用いただいていますか?

李様:現在、英語サイト、中国語サイトに、それぞれの言語のチャットボットを設置しています。日本語で営業ロジックを作成し、それを私が中国語に、Joeが英語に翻訳し、チャットボットへ反映しています。ASEAN諸国にはいろいろな言語があるのですが、ビジネスを進める上で英語以外の言語が必要になったことはありません。
多言語に対応していて容易に使える、というのが今回のチャットボット選定の要件でしたが、ChatPlusを選んで良かったと感じています。


三井様:コロナ禍の影響でプロアクティブにセールスを行うことが難しい時代になりました。また、インターネットにより求める情報を容易に得られる時代となり、プロアクティブに営業されることに嫌悪感を持つお客さまも少なくない、と感じています。これからの時代は、製品・サービスに関心を持たれたお客さまが能動的に行った行為に対して、迅速に、そして的確にコミュニケーションしていくことがセールス活動において重要となると考えています。そのために私たちもいろいろなチャレンジをしていきたいと考えていますが、チャットボットの取り組みはその中の1つです。

導入時、ChatPlusのサポートはいかがでしたか?

Joe:今回のチャットボットプロジェクトは私が主担当です。まずChatPlusの講習会に参加しました。講師の方から管理画面の操作方法などいろいろな説明を丁寧にしていただいたので、導入後をイメージすることができました。ChatPlusには英語のオンラインマニュアルもありますので、セットアップは問題なくスムーズにできました。ちょっと分からないこともあった時も、サポートの方へ英語で相談することができたので、すぐに解決することができました。

ChatPlusの活用において、工夫されている点は?

Joe:CACHATTOのWebサイトは、メインページ、製品紹介ページ、システム説明ページなど、複数のページで構成されています。Webサイトを訪れたお客さまの「知りたい情報」はページごとに傾向があると考え、チャットボットのメッセージや選択肢をページごとにカスタマイズしています。よりお客さまのカスタマージャーニーに寄り添えるように工夫しています。

今後ChatPlusをこんなふうに使ってみたいというのはございますか?

三井様:ChatPlusを導入してまだ半年も経っていないので、まずは利用状況分析を考えています。どれくらいChatPlusが利用されていて、どういう設問にお客さまがアクセスしているかなど、それを分析して、お客さまが求めている情報を的確に提供していきたいというのが基本です。
アジアセールスグループで良い成果を出しそれを裏付けるデータが取れれば、会社にとって有益なものであるという認識になって、国内のWebサイトへ展開していくことも考えられます。アジアセールスグループとしては、そうなってほしいと思っています。

最後に、当ホームページをご覧のお客さまへメッセージをお願いします。

三井様:まだコロナ禍が続いておりますし、コロナ禍が終息してもテレワーク、オフィス勤務と在宅勤務のハイブリットワークいう働き方は継続されると思います。高セキュリティなテレワークプラットフォームを短期間で構築したいというニーズがあれば、ぜひお声がけいただきたいと思います。
李様:現在、当社は国内の企業を主体にテレワーク実現を支援させていただいていますが、海外の企業や、海外進出をお考えの企業へも私たちは支援できますので、もしニーズがあればよろしくお願いします。
Joe:世間ではクラウドサービスの利用が拡大していますが、アジアエリアには、まだまだオンプレミスの環境の企業が多くあります。CACHATTOは、オンプレミスへのアクセスでもクラウドへのアクセスでも、どちらにも適用できるところが強みです。テレワークを実施したい企業があれば、私たちのWebサイトを一度覗いてみてください。

e-Janネットワークス株式会社
取締役
三井 智博 様
アジアセールスグループ リーダー
李 牧 様
アジアセールスグループ
Joe Col-long様

Webサイトhttps://www.e-jan.co.jp/
英語サイト https://www.cachatto.com/en/
中国語サイト https://www.cachatto.com/cn/

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